シーリング材で
セパレーターネジとその周りが覆われています。

構造

内部 状況

詳細

ヒットコンのはずしかた

 セパレーターの ネジを 再活用 出来ます。
 取り付けの際 本体に 傷付けることも 無く、騒音も 出さないで、取り付け作業が 出来ます。
 取り外して、色を 変えることが 出来ます。
 再活用後の 修復は、新たに ヒットコンを 打ち込むだけで 終わります。
● 室内:家具転倒防止
 屋外:自動販売機転倒防止・広告版の直付け・ひさしの直付け

止水性について

特に 止水性を 必要とする場合は、シーリング材を ヒットコンの 円筒部内に 盛るように 入れて 打ち込むことで、ネジ部分が シーリング材と ヒットコンで 2重に 覆われて、サビの発生と セパレーターから 本体への水の 浸入を、ほぼ完全に 防止することが 出来ます。
したがって 防錆と 止水性との 観点から、通常のPコンで 充分に 目的を達することが出来ます。
また 材質が プラスチックなので、波風や 砂などによる 浸食は ありません。


シーリング材を盛るように入れます。
一成分形シリコーン系シーリング材

塩害対策用のロングPコンについて

 ロングPコンを 使用した場合、型枠設置の際は その 長さゆえに 鉄筋に 当たってしまう 懸念が あります。
 また 穴埋め補修作業でも 通常の Pコンより 横に 深いので、モルタルを 充填し難く なります。
● 
さらに 穴埋めモルタルと、本体との 縁が 切れて 水の 浸透経路になった 場合は、本体表面より 深い 位置から サビの発生と 進行が 始まる 恐れが 有ります。
これらの事から ヒットコンに シーリング材を入れて 打ち込む事で、ロングPコンでなく 通常のPコンで、充分に その性能を 発揮 できます。

耐久性について (形状を保持しうる期間)

 ヒットコンの 施工後は、その 大部分が 屋外で 曝露 されます。
 
したがって その 耐候性が 最も 重要な 性能で あり、耐久性に 直結 します。
 
なかでも 紫外線は 最も 大きな 耐候性の 要素で あります。
 
この 性能確認の ために、アイスーパーUVテスターによる 超促進耐候性試験を 室内にて 1000時間 実施しました。
 
1000時間は 紫外線が 直角に 照射される 場合、屋外曝露試験との 相関から 25年間に 相当 します。

耐候性試験内容

以上の結果から 色落ちは 僅かであり、また 劣化の方向は 一般的な 微細なヒビで 白っぽくなるのではなく 黒っぽく 硬く なります。
また ヒットコンの 供用時には 日射は 直角ではなく 斜めから 照らされるので、より 長期に渡り 形状は 保持されるものと 考えられます。

左記の 写真は プラスチック部分が 裂けたり 押し出されたり していますが、サビの 膨張が 原因と 思われます。
したがって サビの 進行による 膨張を 抑えていれば、形状は より長期に渡り 保持 されていたものと 思われます。


引き抜きます。 完了

木ネジ状の 治具を ねじ込みます。

ねじ込みやすいように釘で下穴を開けます。

治具
フック用木ネジに取っ手を溶接したもの.と大きめの釘

経年:30年程度

試 験 結 果

試験条件

試料

試験試料 東京インキ作成1ミリ厚プレスシート 試験機 アイスーパーUVテスター
使用MB品名 PEX8AE139GRAY 光源 水冷式特殊放電ランプ
PEX4AE349RED 波長 295um〜450um
PEX5AE304BLUE 紫外線強度 100±5mw/cu
希釈樹脂 京葉ポリエチレンM6900 曝露時間 200・400・600・800・1000j時間
希釈率 100:3:3(樹脂:MB:PEXUVT-54)
表面

止水性を必要とする  調整池

外せることで

用途

シーリング材を使用した場合は、ネジの再活用は出来ません。

参考

評価